星のない白い夜~ADHD・発達障害と生きる~

気まぐれで怠惰、密やかなささやきのカケラ。病と闘わないで共存できる道を探して、日々迷走中。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨

始めに

ようこそ、辺境の地へ。ここは、ioこと藍生が、不安定な気分に振り回されながら、その時々の心模様を綴っているブログです。思いついたコトバを「詩」と称してつらつらと綴ったり、生きるための工夫あれこれを書いてみたり。 不定期更新ですが、たまに立ち寄って頂けると嬉しいです。
 
 

  

スポンサーサイト

別窓 | 日々のつぶやき | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

大事なものはすべて沈めて

 
振り返る道 想い出は遥か遠く
見上げる空 叶わない夢が瞬く

歩き続ける 意思なき魂を抱いて
目的など とうに忘れた

死ぬまで生きる 壊れるまで

ただそれだけ
 
 
 

  

別窓 | 闇詩 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

ともし火


Phil-Roeder_400_sigin_pxl.jpg


吹き溜まりの落ち葉の上を
ぱりぱりと音を立てて歩く

見上げる空は曇天
ビル風に押されて背中が揺らぐ

冷えていく頬が耳が足先が
こころの温度に近づいてくる

だけど心臓は止まらない
あらがう血潮は時速216Km

指先を包むこの温もりは
君がくれた宝物

灯された小さな熱が
全身を巡る駆けていく

いつのまにか降り出した雪
舞い散る白の世界で

僕は生きている





君はきっと、もうここを見てはいないだろうけど。この想いをどう消化したらいいのか、未だに分からない。
Photo ©Phil Roeder GATAG
 
 

  

別窓 | 恋愛詩 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

風よりも速く明日へと


kazeyorimo002_400_sigin.jpg


吹き荒れる嵐に
斜めから突っ込んで
叫ぶ叫ぶ流れを切り裂く

ぬるま湯をかけられても目覚めない
叩かれる頬 涙は混然一体

一足飛びの礫が駆ける
砕けた鏡が宙を舞う

震え震える見下ろす絶景
落ちてゆけ中心へと向かえ
生きる源を求めて

過去になんかなりたくない
関係ないとは言わせない

叫べ叫べ声枯れるまで
かき消されるより強く
ここにいる

 
 
 

Photo © George Hodan GATAG
 
 

  

 

別窓 | 空想詩 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

昔膝に矢を受けてしまってな… 【日常】


mukashihizani_450_sigin.jpg



などという言い回しはネタでしか使ったことがなかったが、一昨日から膝が痛てぇ。
正座が無理、あぐらも辛い。古傷が痛むってマジなんだな。いや、つい2ヶ月前の話だからそんなに古くもないんだが。ちなみに矢は受けてない。半月版は割れたが。

よもや、「昔はお前らのように働いていたのだが、膝に矢を受けてしまってな…」とか言い訳できる日が来ようとは思いもしなかった。頭はオカシイが、身体だけは丈夫だったと言うのに、嘆かわしい話だ。
最も、作業所に通えなくなったのは、膝じゃなくて、薬剤性ジストニアのとばっちりなんだけど。

夕焼けについてコメント頂いたので、「俺の好きな夕日」を載せてみました。
こんな感じの夕焼けが個人的に好みです、ハイ。
サインの色は赤系じゃない方が良かったですね…むーん 
 
 

  

別窓 | 日々のつぶやき | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

それでも時を刻む


valentinsimon0_400pxl_sigin.jpg


生きてる理由
死ねない理由

見つからない

枯れた涙の理由
笑えない理由

もう忘れた

ここにいる理由
進めない理由

すべて諦めたから

目を閉じる理由
うずくまる理由

何も知りたくない

立ち上がる理由
前を向く理由

何処にあるのか

未練は?あるよ
後悔は?してるよ
懺悔は?するもんか

死ぬまで生きろ
臆病なままで

そう

あの針が止まるまで
 
終われない

 
 
 

Photo © valentinsimon0 GATAG
 
 

  

 

別窓 | 闇詩 | コメント:4 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

不安 【日常】


huan_400pxl_sigin.jpg


長く伸びる影を踏んで
とぼとぼと辿る家路

見上げれば昼と夜の境目

「 嫌な色 」

呟いて足元の空き缶を潰す

ゴミだらけの歩道
綺麗過ぎる夕日
狭間に立つ不安

「 明日なんか来なければいい 」

叶わない願い
かまわないどうせ

誰も聞いてやしない

 
 
 

  

別窓 | 闇詩 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

行き先は知らない


yukisakihashiranai_400pxl_sigin.jpg



果たされなかった約束
地面を叩く雨
踏みにじられた
ちっぽけなプライド

塀の向こうに咲く花
すれすれに通りすぎる車
誰も彼もが妬ましい

なんで自分が
だから自分は

暗い目で明かりを見上げる
卑しさに唇を噛む

ぬかるみに転びたくない
倒れたら起き上がれない

ひたすらに顧みることなく
追い立てられて
ただ進む

 
 

  

別窓 | 闇詩 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

空と雲 【日常】


高層ビルと空、好物です



ホントは昨日、病院の予約日だったけど、すごい風と雨で行く気無くして、今日出かけた。大荒れだった昨日とはうって変わって、青空。ピーカンより、雲がある方が好きだな。

大欝期到来&過睡眠で引きこもりだった訳だけど、その間、右ひざ半月版損傷で手術入院したり、精神科転院したり、薬剤性ジストニア起こして脳神経内科受診し始めたり、まぁ、色々あーったーな。

病院帰りに買い出しする予定だったが、新しい病院、遠い上に行きも帰りもバス座れなくてヘトヘトだったんで、一旦帰宅。

夕方、いつものスーパーに行って駐輪場にチャリ止めたら、ちょうど日が沈む瞬間で。(あれ?)と思ったのは沈む場所が違ったから。
デジカメ持ち歩いてた頃、ここは夕日撮影スポットのひとつだったんだけど、高層マンションの複雑なシルエットに沈んでたのが、やや南よりにある山の稜線に変わってた。

引きこもっていても、季節は変わるのだ。当たり前だ。ぼっちでもクリスマスは来るし、帰省する実家さえなくても正月は毎年来る。

はっきり言って、もう、うんざりだったり。
俺の寿命はいつ果てるのか。余命いくばくもないけど生きたい!って頑張ってる人に「私の命で良かったらどうぞ」って譲りたい気分だよ。まぁそんなの10年以上前からそうだけど。

そんな社会度貢献度ゼロの俺ですが、声をかけられたら返事はします。やっぱ嬉しいもんね。
まぁ、なんでこんな記事を書いたかというと、こんな放置ブログにコメ下さった方がいたからです。ありがたや。
 
 

  

別窓 | 日々のつぶやき | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

恋しく映る


いとしいひとへ想い馳せる



月を探して
真夜中にひとり歩く

点滅する赤信号 
煌々と照らされるエントランス
月は見えない

月がきれいだって君が教えてくれた
見上げた空 電線が横切った

沈んだ月を探して
夜更けにひとり歩く

目を閉じて風を受け

「綺麗だね」

言葉は真っすぐに天に昇った
 
 
 

  





別窓 | 恋愛詩 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

ずっと傍にいて 【日常】


可愛いんだよね、すごく



「君の名前はなんて言うの」

「ヒメツルソバ」

“姫蔓傍”

そんな漢字がふと浮かんできて、

「そうか。だからしょっちょう会うんだね」

「そうよ」

薄くピンクに頬を染めて目を伏せて、
それでも誇らしげに彼女は答えた。

帰ってググると、

『 ヒメツルソバ 植えてはいけない 』

笑った。しかも傍じゃなくて蕎麦だし。

俺が見ているのは石垣の隙間とか、道路の端っこだけど、うっかり庭に植えたりすると、怒涛の繁殖力で他の植物を圧倒してしまうらしい。

うちのミントさんでも勝てないのだろうか。
彼女は、地中40センチの壁に隔離しなければならないほど、強えぇんだが。

ちょっと、気になる。
 
 
 

  

別窓 | 日常 | コメント:1 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

みつめる 【日常なのか詩なのか微妙】


流石に屍骸は撮りたくなかったので…



俯いて道の端っこを歩くのが癖になっていて
そのくせ何も見えてなくて

看板に蹴躓いたり 電柱に腕をぶつけたり
危うく自転車と衝突しそうになるなんてしょっちゅうで
そのくせ見たくないものばかり目に入る

病院からの帰り道 相も変らず下を向いて歩いていた

ツバメのヒナが落ちていた
羽も生えそろってない丸裸の屍骸に蟻が列を作っていた

見上げるとシャッターの閉まった軒下に
少し崩れた巣があった

他にヒナがいないだろうかと目を凝らしてみたけれど
鳴き声も姿も確認出来なかった

少し離れた場所で様子をうかがっても
親鳥が戻ってくることもなかった

(嫌なものをみた)

大通り 野良猫の親子達が歩道の端にいた
車道に飛び出した子猫があっという間に
潰されて平たく地面に貼りついた

終電で帰宅して真っ暗な部屋に明かりをつけると
水槽から跳ねたらしい熱帯魚が床で口を開けていた
役に立たない されど無駄にヒラヒラと綺麗なヒレは
乾いて無残に縮れていた

入退院を繰り返してた同僚が亡くなって告別式に参列した
棺の中の顔が死に化粧をしてもなお歪んで見えた

養父の父つまり全くの他人の通夜で死に水を取らされた
しきみ越しにも感じた硬い唇が不気味だった

記憶の海に次々と浮上する死の連鎖

(嫌なことを思い出した)

もしあのヒナがまだ生きていたら
俺はどうしただろうか

答えは分かってる

見てるだけ見てるだけ
いつも いつも

みているだけ



  

別窓 | 闇詩 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

沈みゆく、けれど。


夕焼けに飛行機雲、大好物です



外は小雨 心はどしゃ降り ときどき嵐
昼間っから布団を被り 鬱々と時を過ごす

うつらうつら

いつの間に止んだのか
雨だれの代わりにスズメが鳴きだしていて
閉じた瞼がオレンジに染まった

うっすらと目を開ければ 掃き出し窓に射し込む西日
摺りガラスの向こうは 昼と夜の境目の色

ふらり起き上がって ドアを開けて
ふと思い出して 取って返して
テーブルの上のデジカメを引っつかんで

マンションだらけの住宅街を抜けて
高架下の横断歩道 点滅信号に急かされて走って

やっと見つけた太陽は 哀しいくらい美しくて

秋の日は釣瓶落としと云うけれど
秋じゃなくたって あっという間に陽は落ちていく

(刹那だなぁ 時も人生も)

ゆうやけこやけで ひがくれて
真夜中とはちょっと違う気分で

歌いながら また 家路をたどる
 
 
 

  

別窓 | 感情詩 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

ひとりじゃいられない 【日常なのか詩なのか微妙】


月が好きなんです、やっぱり



カーテンを閉めて、布団を被って、日が暮れるのを待って。
夜の帳が落ちてから、ゆらりと起き上がって。
なんで起きるのかって?
尿意に耐え切れないのと、脳みそがハラペコだと訴えるからさ。
げに、本能は恐ろしい。

深夜営業のスーパーは閑散としてて、それでもちらほら人がいて。
惣菜のチキンカツと、グラム59円の鶏手羽元とどっちにするか、ほんの少し逡巡して。
結局、手羽元400gとから揚げ粉を買って帰るあたり、馬鹿だろお前。

(いや、これ作業所に持ってく弁当用だから)

だからー、生きる気満々だろ、お前。

(まぁ、少なくとも今週中は。やりかけのパンフのデザインあるしな)

だから馬鹿だっての。時給720円で仕事するデザイナーがどこにいるんだよ。
「外注するくらいなら、俺やりますよ」なんて、本当に馬鹿だな。
テキトーに、ケーキの箱折りだの、DM封入だのやってりゃいいんだよ。
くっちゃべりながら、だらだらシールとか貼ってる奴らを見習えっちゅーの。
この、大馬鹿野郎が。

(ハイ、ハイ、ハイ)

ひとり問答しながら、スーパーの袋をぶら下げて、夜更けの住宅街の坂道を登る。
家々の窓からこぼれる柔らかい光が眩しくて、目を細めて。

庭先に置かれた子供用の自転車。家族全員の名前が刻まれた表札を照らす玄関灯。
あぁ、ここは『家』なんだな、家族が住む場所なんだ。
俺が帰るのは、ただの部屋だけど。
羨ましくて、妬ましくて、ほんの少し佇んで、空を見上げた。

靄がかかった月が昇っていた。綺麗で泣きたくなった。

割に合わない仕事に名乗りを上げるのも、認めてほしいだけなんだろな。
特別な何かになりたい訳じゃない。
「あなたが必要だ」って言って欲しいんだろうな。

ひとりは嫌だ。
他人は嫌いだ。
矛盾してる、思いっきり。

鼻歌を歌いながら、街灯の下、長く伸びる影を踏んで。

ひとりきり家路をたどる。


 

  

別窓 | 日常 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 星のない白い夜~ADHD・発達障害と生きる~ | NEXT